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お知らせ

謹賀新年 ~2013年 年頭のあいさつ~

川崎執行委員長

◆新年あけましておめでとうございます。

 年末年始の連休はいかがお過ごしでしたでしょうか。 昨年中は労働組合の諸活動に対しまして、組合員の皆さんはもとより、会社 職制の皆さんにも大変なご協力・ご支援を頂き、心から厚くお礼申し上げま す。ありがとうございました。   年頭にあたり一言ごあいさつ申し上げます。  昨年1年間を振り返ってみますと、東京スカイツリーの開業やロンドンオリンピックでの過去最多のメダル獲得など明るい話題の多い1年だったと感じています。また、東日本大震災から1年を迎えて各地で追悼式があり、組合員の皆様におかれましても改めて防災について意識されたのではないでしょうか。  私たちを取り巻く環境を振り返ってみますと、上期は大震災からの復興需要とエコカー補助金による国内生産の増加などから、多くの職場が高負荷な状況でしたが、下期に入りますと、補助金の終了・円高の加速・反日運動の影響などから先行きが見通せない、厳しい状況が続くと考えられます。組合員の皆様におかれましても、新たな年を迎えるにあたり2012年に会社より提示された「世界に視野を広げ」「高い志を持ち、変化に対応する」「チームアンデンで行動する」ことを今一度確認して、新しい1年の目標を立て、前向きな気持ちで挑戦して頂きたいと思います。

 ◆労働組合としての問題意識

 企業を取り巻く、激しい環境変化への迅速な対応の中で、労働組合・組合員個々人にも、変化への迅速な対応が求められていると思います。今期は、我々の上部団体であります全トヨタ労連の方針からも「自らの雇用を守る為に何が出来て・何をすべきか」を議論し、会社へ伝えていくことが重要になってくると考えています。そのためには前提として、各階層・職場でのコミュニケーション、モチベーションの向上が必要不可欠となってきます。自職場から他職場への感謝、上司から部下へのねぎらいなどの声掛けを広げていくことで、コミュニケーション、モチベーションに繋がるものと考えています。この点に関しましては、会社職制の皆様のご協力もあり少しずつではありますが着実に成果が出てきたと考えます。今後も、しっかり時間をかけて「あいさつ」「ねぎらい」など風土の醸成を働きかけたいと思いますので、組合員、会社職制の皆様のご協力をお願いいたします。  次に、「安全」意識の更なる向上が課題と認識しています。昨年は、重大・ヒヤリ含め労働災害が発生しており、又、交通災害についても人身加害などが発生しております、また、これを受けて「非常事態宣言」が発令されています。組合員の皆様には今一度、決められたルールや作業手順を確実に遵守することこそが最大の自己防衛策であることを認識していただきたいと思います。そして、危険な作業を行なっている仲間には躊躇することなく声掛けをしてあげて下さい。そのためには、声掛けのしやすい職場風土を築くことが大切です。日頃から職場でのコミュニケーションを密にして、職場全体で危険予知能力を高めていただきたいと思います。

◆最後に

私たちを取り巻く環境は先行きの見通せない変化の激しい時代を迎えています。この様な時代だからこそアンデンが労使一体となって様々な問題・課題に対して取り組み、この難局を乗り越えなければいけません。その為には、今まで大切にしてきた労使関係を基本に組合員はもとより会社職制の皆さんも含めて「労使相互信頼」や「会社と組合は車の両輪」といったことの重要性を再認識し、確認し合いたいと思います。チームアンデンとして、組合員の皆様、ご家族の皆様、又、会社職制の皆様、今年もご協力お願い申し上げます。  最後になりますが、皆さんとご家族の方々のご健勝とご多幸をお祈りし、また今年も皆さんにとってすばらしい1年となりますよう祈念し年頭のあいさつとさせて頂きます。

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