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お知らせ

◆新年あけましておめでとうございます◆

小笠原委員長

◆新年あけましておめでとうございます 

 年末年始の連休はいかがお過ごしでしたでしょうか。 昨年中は労働組合の諸活動に対しまして、組合員の皆さんはもとより、会社職制の皆さんにも大変なご協力・ご支援を頂き、心から厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。  年頭にあたり一言ごあいさつ申し上げます。  まず始めに昨年1年間を振り返ってみますと、3月11日に発生致しました東日本大震災では、日本の観測史上最大規模の巨大地震とそれにより発生した大津波により東北地方を中心に壊滅的な被害をもたらしました。現在では復興に向け歩み始めておりますが完全な復興までには相当の年月を要する状況であります。この1年は震災に始まり台風12号・15号又、タイで発生した大規模な洪水など想定をはるかに超えた自然災害に翻弄された年だったのではないでしょうか。私たちを取り巻く環境を見てみますと、東日本大震災による生産活動の低迷・電力供給の制限などにより大きく落ち込んだ日本経済は緩やかに持ち直しつつあるものの、「長期化する超円高水準」・「ヨーロッパ諸国の財政不安」など下振れリスクが存在する先行き不透明で相当厳しい状況が続くものと思われます。自動車産業においては、震災によるサプライチェーン崩壊からの復旧、電力需給対策に伴う夏季輪番カレンダーなど自動車産業全体で総力を尽くした年でありました。 アンデンの状況を振り返ってみますと厳しい環境下の中、震災対応を始め、ご家族の方々にもご協力頂いた7月~9月のカレンダー変更、振替出勤、挽回生産による高負荷への対応などこの1年多岐にわたり多くの逆風の中、全社一丸となりスピーディーかつ柔軟に対応してまいりました。今後も長引く超円高・原材料価格の高騰・新興国メーカの躍進による競争の激化など先行き不透明で非常に厳しい状況が続くものと思われます。組合員の皆様におかれましては、新たな年を迎えるにあたり自分の持ち場・立場での役割を今一度確認し、気持ちも新たに今年1年の目標を持って前向きな気持ちで挑んで頂きたいと思います。

◆労働組合としての問題意識

 前述にあるように大変厳しく急激に変化する状況を、乗り遅れることなく乗り越えていく為には、私たち一人ひとりが会社を取り巻く環境や進むべき方向を正しく理解し、自分の役割をしっかり認識し最大限の力を発揮することに加え、その力をチームとしてひとつに結集し2倍・3倍にもなる大きな力にしていく事が重要であります。その為には自職場だけでなく他部署を含めたチームアンデンとしての一体感の醸成への取り組みが必要不可欠であり、更なる「コミュニケーション」、「モチベーション」の向上が大切であると考えます。まずはコミュニケーションの第一歩である元気なあいさつからはじめ、職場の仲間が仕事で悩み・いきづまった時、困った時などに一緒に働く仲間として手を差し伸べることのできる職場風土こそが「こころの通いあった職場づくり・仲間づくり」に繋がるものと思います。更に自職場だけでなく日頃から他部署とのコミュニケーションを図り、良好な関係を築くことにより部署間を越えた協力し合える体制、「チームアンデン」としての一体感を育むものと考えます。 又、自職場だけでなく他部署の方へも「ありがとう」、「ご苦労様、助かったよ。次の時も頼むね!」など感謝の言葉、労をねぎらう声かけを行うことでやりがいを感じ、モチベーション向上に繋がるものと思いますのでみなさんも是非、実践して頂きたいと思います。昨年は会社職制の皆様にもご協力頂き、コミュニケーション・モチベーション向上に取り組み、その結果、着実に前進することが出来ました。この歩みを止めることなく更に二歩・三歩と前進を図っていきたいと考えております。アンデン労働組合では今期のスローガンにある「和」という言葉にこだわり大切にしたいと考えております。これは組合員との和はもちろんのこと、職場・チームの「和」、更にはアンデン全体の「和」をはぐくみ、元気で活気のある「こころの通いあった仲間・職場・会社」づくりに向け取り組んでまいりますので組合員の皆さんをはじめ会社職制の皆様におかれましてもご協力の程、よろしくお願いいたします。

◆最後に

 私たちを取り巻く環境は先行きの全く見通せない非常に厳しい状況へ向かって急激に変化し続けています。この様な時だからこそアンデンが労使一体となって様々な問題・課題に対して取り組みこの難局を乗り越えなければいけません。その為には今まで大切にしてきた労使関係を基本に組合員はもとより会社職制の皆さんも含めて「労使相互信頼」や「会社と組合は車の両輪」といったことの重要性を再認識し、確認し合いたいと思います。今こそ「労使の連携の真価が問われる時」であります。組合員の皆様、ご家族の皆様又会社職制の皆様、今年もご協力お願い申し上げます。  最後になりますが、皆さんとご家族の方々のご健勝とご多幸をお祈りし、また今年も皆さんにとってすばらしい1年となりますよう祈念し年頭のあいさつとさせて頂きます。

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